【本日のトピックス】
アイランドシティについて
福岡市東区香椎照葉、通称“アイランドシティ”は
1)住宅ゾーン
2)新産業・研究開発ゾーン
3)複合・交流ゾーン
4)環境ゾーン
5)センター地区
としてエリア化され、豊かな街づくりが進んでいます。
●住宅ゾーン(香椎浜方面からアイランドシティに入った場合の、いわゆる大通りの右手エリア)では、九州初となった24時間常駐型タウンセキュリティが導入されており、巡回車や警備員がパトロールしており、子供たちの登下校時に合わせて交差点での誘導やパトロールを強化してくれたりと、安心・安全性の高いゾーンになっています。
☞安全性は高い反面、住宅ゾーンでの商業施設建設は許可されていないため、買い物には不便ではあるエリアです。
もともとローソン1店舗しか買い物できる施設がなかったアイランドシティですが、
整形外科が有名で高度研究機関でもある“みらい病院”や、
九州唯一のこども専門病院で特に先天性心疾患の手術では国内トップクラスの“福岡市立こども病院”の設立後、
九州最大級で24時間営業の“照葉スパリゾート”の開業、
アイランドシティ初の複合施設“アトレアモール照葉”オープン、
24時間営業の次世代スマートストアシステムの“TRIAL”オープン、
“福岡市総合体育館”の開館、
西鉄が開発中のプロジェクト“アイランドシティセンターマークス”のテナント開業
など、実家の両親が遊びに来るたびに、街の変化に驚き、
また、県外の市議である父は、九州は福岡の一人勝ちやな・・・とぼやいてしまうような、
変化し続けている街のひとつであるのが、アイランドシティです。
【本日のトピックス】
アイランドシティでの複合商業施設開発プロジェクト
●センター地区
前置きが長くなりましたが、そのアイランドシティのセンター地区で、
アイランドシティでは最大級の商業施設となる開発計画が、
街の中心部であり、今後の街の発展に大きく影響するだろうセンター地区で、ようやく&着々と建設が進んでいるので、そのレポートをしたいと思います!!
2016年に行われた事業提案公募によって、株式会社HEARTS多数社が出資し、ジョーンズ ラング ラサール株式会社(JLL)が受託運営する『福岡アイランドシティ特定目的会社』の提案が選ばれ、2017年3月には土地の引き渡しがされて、当初は2019年開業とも噂されていたのに、一向に開発される気配なく、更地のままの状況が続いたので、計画がまたもやとん挫、もしくは縮小したのではないかと、この地の将来性に欠けて永住を決めた者としては、一番きにかかってた案件でした。
率直にいうと、当初の予定とは、かなり軌道修正された感は否めませんし、テナントの発表もまだありませんのでなんとも言えませんが、それなりの規模はキープして、建設が進行していることにホッしている私です。
☞当初の計画案の図がこちら
(画像は『アイランドシティ・センター地区(7.5ha)事業提案公募(PDF)』からの引用です)


☞2019/9/17時点での最新情報の図面がこちら
注:方角がわかりにくいですが、図の下側が福岡市総合体育館で、左側が照葉スパリゾートになります!
これらが1階平面図には配置されているようですが、各商業棟同士やホテル棟、MICE棟は2回でも接続され、また、施設内は芝生広場や中央広場、まちかど広場が配置され、敷地全体が緑化され、心地よい空間づくりがされる予定とのことです。
1・商業棟3棟:(仮称)“ぐりんもーる”
2階建てのオープンモール形式で、地域住民も気軽に利用できる物販店や飲食店をはじめ、京都の町家をイメージした施設で、着物やお茶、日本料理など観光客向けの体験型施設『和の体験施設(little Japan)』が設けられる予定だそうです。また、インテリアショップや免税店などを誘致する予定だそうですが、まだ出店してくれるメーカーさんの提示はされていないのが現状です。
2・シアター棟
地域住民の期待としては、東区内に映画館がないこともあり、映画館の招致を熱望しており、設計図にシアター棟と見つけたときはかなり興奮したのですが、映画館ではなさそうです。
劇場と表記されている資料を見つけましたが、詳細は不明です。
かなりの希望ではありますが、劇団四季の福岡劇場がキャナルシティから移動してきてくれたらめちゃくちゃうれしいですが、ほとんど夢物語。。。
博多座もあるし、どういった位置づけでの劇場になるのか、今後わかり次第報告していきたいと思います。
3・ホテル棟
当初14階建て400室以上の予定から、11階建て362室へホテル棟は縮小しています。
ただ、施設全体の延床面積は拡大しているため、商業棟が2階建てになったため、全体的な計画の縮小ではなさそうです。
10階には大浴場や家族風呂などの温浴施設、11階にはラウンジが設けられる予定とのことで、ビジネスホテルよりもシティホテルに近い感じになるのかな??と予想しています。
ただ、こども病院に入院している患者さんの、遠方在住の家族の経済的負担に優しい値段設定の部屋や、隣接する福岡市総合体育館の利用関係での宿泊客へ、魅力的な宿泊施設になってほしいものです。
※近隣の福岡市立こども病院は、九州全域のみならず、山口県や広島県からも広く患者さんが集まるようです。先天性心疾患は、成長に合わせて手術が必要なことが多いため、何年かごとに来福し手術するようです。また、双子の双胎間輸血症候群の治療や胎児治療のため、遠方から来福するにもかかわらず、家族の宿泊場所が 近隣には照葉スパリゾートくらいしかないため、家族は少し離れた場所のホテルに宿泊しているようです。
突然の病院からの呼び出しなどにも対応できるため、こども病院を利用する遠方の方々の需要も増えそうですね!
※余談ですが、こども病院の敷地内には、家族が宿泊できるマクドナルドハウスという施設があるそうです。ただ、予約ができず、部屋数も少ないため時期によっては予約が取りにくいようです。
4・MICE棟
は?MICEってなに??と思った方!!
はい(笑)私もその一人です(笑笑)
MICEとは・・・
M :Meeting(会議、研修)
Ⅰ:Incentive(招待旅行、travel、tour)
C:Conference(国際会議・学術会議)またはConvention(展示会)
E:Event
の4つの頭文字を合わせた言葉らしいです。
企業などの会議やセミナー、研修や学会、イベントの需要を取り込み、遠方利用者のホテル利用に対応できたら、十分、需要はあると思います。
ただ、コンパクトな都が売りの福岡にあって、交通手段がバスか車しかなく、移動に時間がかかるのが、アイランドシティの最大の弱点だと思ってます。
現在、都市高速の延伸工事中ですが、現時点で週末の夕方や平日の出退勤時間帯の道路渋滞は目に余るものがあり、西鉄バスに関しては、天神や博多行きバスは香椎浜や城浜団地を迂回することもあり、かなり時間がかかります。
(特に現在は、工事による車線制限などもあり、夕方はかなり込み合います!!!)
バスの路線(通過経路)の検討を心底願っています!!
どうぞ、高速道路が完成したら、アイランドシティバス営業所も開設されたことですし、アイランドシティからの直通バスをメインとしたダイアルを組んでほしいものです!!!!
天神や博多駅や福岡空港とのアクセスの向上が必須事項だとおもいます!!
その副産物として、千早駅行きのバス経路の渋滞が軽減されることも期待しています。
5・バスターミナル棟
道路を挟んで、1階建ての建物ができるようです。
バスを寄せれる場所が4台分設計されているようです。
路上バスの乗車バス停の役割だけでなく、福岡中心部や空港への直行バス乗車口が設けられるとともに、MICE棟や隣接の総合体育館利用者をターゲットとした、遠距離バスの離発着バス停にもなってほしいなと、願わずにいられません。
(あ、その前に!!!!工事遅れることなく、一日でもはやく高速道路の開通を願います!!!どうぞ、今の道路渋滞が一刻も早く解消されますように!!)
工事進行状況
☞手つかずの期間が長かった区域に工事が入り始めた、2019/9/19現在の写真がこちら
★『A』地点からの写真
左奥に見えるのがホテルで、縦じまの建物がシアター棟かな?
★『B』地点からの写真
設計図的には商業棟と思われます。
おしゃれな設計や色合いの建物が多いアイランドシティですが、なんとなく殺風景な感じの建物で、いまのところ外観的には残念な感じがしないでもありません。
派手な看板や広告や外装にも一定の決まりがあるアイランドシティなので、きっと街になじむような緑化や外装がなされるものと思います。
オープン時期
2020年2月が有力候補のようですが、テナントなどなにも詳細は宣伝されていません。
商業施設などに遅れてホテル棟がオープンするそうです。
今の交通状況では、少しでも大きなイベントがあったあとの交通渋滞がひどすぎるので、うれしいやら悩ましいやらではありますが、街の発展のためにも、高速道路延伸工事や商業施設誘致は大歓迎です!!
これからの発展を楽しみつつ、情報発信していきたいと思います。
確かに交通面では不便なことはありますが、とくに子育て世代やペットと暮らす家庭、ゆったりとした時間や自然の中に豊かさを感じる方には、おすすめの地域です。
転勤など、お引越し先に迷われている方の情報源になれたらなって思ってますので、気になることなど質問していただけたら、ブログ記事にしていきたいと思っていますので、どうぞお知らせくださいね♪
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